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夢の中の苦しみは、現実世界のあなたの苦しみがそのまま反映されたものです。
苦しみは精神的なものとは限らず、病気などで身体的に苦しんでいるときも、
夢の中でまで苦しみを感じることがあるようです。
ただ、夢に見たからといって苦しい状況がずっと続くわけではありません。
苦しむ夢を見るのは、苦しみから抜け出す手段が見つかりそうな時、
つまり、風邪で言うなら治りかけの時期にこの夢を見るわけです。
ですから、苦しみの夢は「もう少し我慢すれば必ず状況は好転する」
前兆であって、まったくの凶夢というわけでは決してありません。
息は「生き」であり、また「粋」にも通じるものです。
おおもとは生命力の象徴と言えます。
健康な時には呼吸は意識されません。
それくらい自然で基本的な生理作用です。
ですからそれが意識化されるのは普通ではない状態なのです。
激しく粗い息やため息などは健康状態や心理状態がすぐれないことの暗示です。
また、息には人の情や念が移るという考え方があります。
「部長の息のかかった部下」などという言い方はまさにそれです。
また、息を感じる距離といえば親しく深い恋愛関係を示します。
夢の中で誰かに息を吹きかけられるのは、その相手からアプローチをされていることの暗示です。
あなたは気づいていないかもしれませんが向こうはかなりご執心のようです。
それであなたがいい感じを受けるのでしたら生理的に相性がいい関係でしょう。
あなたが息を吹きかけるのは、それが物であれ人物であれ、あなたの独占欲の表れです。
あなたの思いを対象に届けたい、大切にしたいという気持ちが高まっているようです。
ただし、現実では人に対してのアプローチは相手の反応を見ながらにしましょう。