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夢の中で、うとうとと眠っている、あるいは眠りそうになることがあります。
不思議な気がしますが、夢の中だとわかっていても眠気を感じるのです。
こんな状態になる時は、あなたの肉体的な疲労がピークに達して限界に近いところまで来ているという知らせです。
どんな場所で居眠りをしているのかということも細かく観察すればいろいろとあるのですが、疲労困憊していることには変わりありません。
ゆりかごのような心地の良いベッドや寝床であれば、神経的にも参って、深いやすらぎや癒しが必要です。
また、崖っぷちや運転中など危険な場面での居眠りの夢は、単純な肉体疲労だけではなく、あなたの注意力が著しく低下し、大きな事故や命の危険にさらされかねない危険信号のサインです。
こんな夢を見たら、一も二もなくただちに休養をとってください。
もちろんなかなか休むことのできない立場なのでそこまで追い込まれてしまうのも分かるのですが、取り返しのつかないことになる前にブレーキを。
後ろを向く、後ろが気になるなどの夢は、過去の栄光、過去の出来事、トラウマ、思い出などが今のあなたの心境に大きな影響をもたらしているしるし。
自分の後方、場所的な、方向的な、時間的な『うしろ』の感じが強い夢は、あなたが過ぎ去った出来事にいまだにこだわり続け、気持ちのどこかで囚われているというサインです。
それがあなたの判断や折々の選択に影響を与え続けているということですね。
潜在意識では、そのことが問題だとわかっているようです。
人の心はつらいこと、処理しきれないことは一度棚上げにして心の奥にしまいこみ、取り合えず前に進もうとする働きがあります。
そうすることで心の統合を保たないと、生存が危うくなると判断するからですね。
でも、今のあなたはそろそろ、過去の問題にきちんと向き合っても十分乗り越えられる、消化できるところまで強くなることができたようです。
一皮むけるためにも、ここはしっかり振り返って過去に決着をつけ、改めて前に進むようにするといいですよ。